MLBのチーム略称を知ろう|メジャーリーグを楽しむための基礎知識

野球用語
  • MLBのチーム略称(例: NYY = New York Yankees、LAD = Los Angeles Dodgers)が生まれた背景には、利便性、文化的な習慣、そしてメディアやファンの間での使いやすさが大きく関係しています。
  • 今回は各チームの略称説明と略称が生まれた背景について解説します。

アメリカンリーグのチーム略称

東地区のチーム

略称 チーム名 英字
NYY ニューヨーク・ヤンキース New York Yankees
BAL ボルティモア・オリオールズ BALtimore Orioles
BOS ボストン・レッドソックス BOSton Red Sox
TB タンパベイ・レイズ Tampa Bay Rays
TOR トロント・ブルージェイズ TORonto Blue Jays

中地区のチーム

略称 チーム名 英字
CLE クリーブランド・ガーディアンズ CLEveland Guardians
KC カンザスシティ・ロイヤルズ Kansas City Royals
DET デトロイト・タイガース DETroit Tigers
MIN ミネソタ・ツインズ MINnesota Twins
CWS シカゴ・ホワイトソックス Chicago White Sox

西地区のチーム

略称 チーム名 英字
HOU ヒューストン・アストロズ HOUston Astros
SEA シアトル・マリナーズ SEAttle Mariners
TEX テキサス・レンジャーズ TEXas Rangers
ATH オークランド・アスレチックス Oakland ATHletics
LAA ロサンゼルス・エンジェルス Los Angels Angels

※アスレチックスは、2024年まではOAKで表記。2025年シーズンからATHに変更。

ナショナルリーグのチーム略称

東地区のチーム

略称 チーム名 英字
PHI フィラデルフィア・フィリーズ PHIladelphia Phillies
ATL アトランタ・ブレーブス ATLanta Braves
NYM ニューヨーク・メッツ New York Mets
WSH ワシントン・ナショナルズ WaSHington Nationals
MIA マイアミ・マーリンズ MIAmi Marlins

中地区のチーム

略称 チーム名 英字
MIL ミルウォーキー・ブリュワーズ MILwaukee Brewers
STL セントルイス・カーディナルス ST. Louis Cardinals
CHC シカゴ・カブス CHicago Cubs
CIN シンシナティ・レッズ CINcinnati Reds
PIT ピッツバーグ・パイレーツ PITtsburgh Pirates

西地区のチーム

略称 チーム名 英字
LAD ロサンゼルス・ドジャース Los Angels Dodgers
SD サンディエゴ・パドレス San Diego Padres
ARI アリゾナ・ダイヤモンドバックス ARIzona Diamond Bucks
SF サンフランシスコ・ジャイアンツ San Francisco Giants
COL コロラド・ロッキーズ COLorado Rockies

 

略称が生まれた背景

MLBのチーム略称が生まれた背景の理由を詳しく解説します。

簡略化による利便性

野球チームの正式名称は多くの場合長く、例えば「New York Yankees」や「Chicago White Sox」といった名前は日常会話や記録、報道において使うには長すぎます。略称を用いることで、情報を簡潔かつ迅速に伝えることができるようになります。

  • New York Yankees → NYY
  • Chicago White Sox → CWS

スコアボードやメディアでの使用

野球では試合中のスコアボードやテレビ中継、新聞などの限られたスペースでチーム名を表示する必要があります。略称は、スペースを節約しつつ視認性を高めるのに適しており、試合状況を瞬時に伝えるために重要です。

  • スコアボード例: BOS 5 – NYY 3
  • 報道例: LADがATLを破り勝利

ファンやメディアの親しみやすさ

略称はファン同士の会話や応援において便利で親しみやすいものです。SNSやテキストメッセージなど、短く簡潔に情報を共有する文化では特に役立ちます。また、略称が馴染むことでチームにアイデンティティが生まれます。

  • ファンのツイート:「NYY最高!」
  • ハッシュタグ:「#LADvsSFG」

MLB公式の標準化

MLBは公式ウェブサイトやデータベースで統一された略称を使用しています。これにより、統計や記録管理の効率が向上し、デジタルプラットフォームで一貫性のある表示が可能となっています。

グローバル展開への対応

MLBは国際的にも人気があるため、略称を使うことで、英語が母国語でないファンにもわかりやすく、認識しやすくなります。シンプルな略称は、どの国でも共通して利用できる普遍的な表現となります。

まとめ

MLBのチーム略称は、効率的な情報伝達やスペースの節約、ファンやメディアでの親しみやすさ、国際的な認識の向上を目的として生まれました。それが今日では野球文化の一部となり、世界中で広く使われています。

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